きんととの社会構成

我が家には金魚がいる。
もううちにやってきて2年以上経つと思う。
相棒に金魚2匹お願いしますとペットショップに送り出したら、
3匹買ってきた。
3匹しかお店にいなくて2匹選べなかったんだという。
その判断には諸手を挙げて賛成だ。


彼らは最初同じくらいの大きさで仲良く水槽にいた。
ところがだんだん個体差が大きくなってきて
今となっては完全に大中小で見分けがつくようになってしまった。
すると大金が中金を攻撃し始め、
ストレスのせいなのか中金はお腹を見せて水面に浮かぶという
魚としては致命的な状態になり、
結局中金は台所に1匹隔離されて平穏な日々を送っている。
大金は大変食用旺盛なので食べ金と称され、
どんどん大きくなっている。
小金は大金と一緒の水槽で優雅に泳いでいる。


ということで今彼らはそう不満はないのではないかなと予想する。
知らないけど。
こっちとしてみれば水槽が二つになって
濾過機は三つになって
水替えも面倒だが、
生き物を飼うというのはそういうことだ。
これまでの経過から何か人間社会に通じるような教訓が出てくるような気がして
こんなにつらつら書いてみたのだけど
気のせいだったみたい。


今日はひな祭りのちらしずし。