大晦日だろうと猫は寝る

今年は、、、
坊が「ママ、だいすき」みたいな殺し文句を言うようになった。
それと同時に責任逃れの筋の通らない言い訳も言うようになった。
私は教え始めた。
自分のいたらない感がいたたまれない。
相棒は私と坊の毎日を陰に陽に支えてくれた。
そしてアルコール分4%の缶酎ハイで酔いを感じている模様だ。
ある意味うらやましい。


今テレビでジュラシックパークをやっているけど、怖いなあ。
こんなだっけ?
映画館で見て当時子どもながらに衝撃を受けた。
来年はもうちょっと映画館に行きたい。
とにかく世の中がだれにとっても少しずつでもより良いものになっていくように願うし、
そのためにできることがあればやっていきたいと思う。
ええ、恐竜を見ながらだってそれくら思う。



年末駆け込みでスターウォーズを見に行った。
行ってよかったー!

12月だけ使える

私 「サンタさんに何をお願いする?」
坊 「あのね、プラレールのね、線路だけでいいの」
私 「そうなの?!」
坊 「あのさ、みっつにさ、分かれてたりするやつ」
私 「へぇー・・・(よく知ってるなぁ)」



いい子にしていないとサンタさん来ないよ、というのは
親が使う呪文だ。

妖怪道五十三次も好き

お昼ご飯でも食べようかとテレビをつけたら水木しげる御大の訃報が速報で出た。
百鬼夜行に加わってしまわれた。
母の実家に行くと、時代がかった本や漫画があって、
子どものころは怖いもの見たさでよく開いた。
私が帰った後は居間に水木御大が挿絵を書いた『雨月物語』がよく置きっぱなしになっていると、
叔母に言われたのを思い出す。
確かによく読みました。
面白いけど家に持って帰って自分のものにするには怖い。緻密な絵。
その後怖い話大好きに育った私だが、
この『雨月物語』は原体験だった気がする。


境港に行ったときは寒いくせに友人と異様に盛り上がったし、
水木しげる展に行ったときは‥両国だったからちゃんこが美味しかった。


残念なことに今御大の本がない。ので、京極さんの百怪図譜でも開いて
そばにあるお化けの世界にちょっと思いを馳せよう。


水木しげるの雨月物語 (河出文庫)


京極夏彦画文集 百怪図譜

しみじみ用

授業でレポートの課題を出して、
締め切り12月最初の授業の日なのでよろしくお願いしまーす、
と言った自分も聞いた学生さんたちも
え、もう12月?!と驚くお年頃。
驚いてばかりもいられないのですが。


電車で車内広告を順番に見ていたら、本の広告がありました。
だいたい自己啓発系の本なのね。
幸いかどうかはともかく私には必要ないと勝手に決めている種類の本たちなのですが、
読者の声が面白いので広告を見るのはちょっと楽しい。
40代や50代からの感想で「読んで考えが変わりました」のようにあると、
よっぽどものすごい読書体験をしたのだろうと、
うらやましくもなります。
なかなか生き方を変えるほどの本には巡り合えないものですよ。
嘘かほんとか分からない言葉が並んだ広告を見てよかったね、
と満員電車でしみじみする。
これくらいが啓発本のタダシイ使い方だと思う私は向上心がなくて
目先の予定を前にうだうだしているんですな。


今まさに坊のおもちゃを一掃したい衝動に駆られている。

やくそくをまもれないこは・・・おやつなし??(坊の約束 トドメ)

ちび君を迎えて当然我が家に猫グッズがいろいろと増えている。
ご飯、トイレ関連のもの、おもちゃ等々。
それらの説明書きを見ると、やたらと「愛猫」という言葉が目につく。
アイビョウ。。。
言いづらい。
のはさておき、こんな感じ。


「あなたの愛猫に幸せを」
「愛猫の健康を保つ」
「愛猫のストレス対策に」
「愛猫が一匹の場合には…」


ちび君を見て
あんた愛猫らしいよ
なんて言ってみて少し滑稽な、どことなくオモハユイ気分になる。


これが猫でなくて愛人だったら大変なことだなんて
からしいことも思い、
ただの「猫」じゃだめなのかなあとまたちび君を見る。


…ということは、私は愛猫家ってこと?!

ちびのいやがることをしない(坊の約束その3)

この暑いのに発熱して本当に夏バテになった私だが、
何となくよくなってきた。
そこでお待ちかねの(?)ちび君のお話である。



以前触れたと思うが、ちび君は猫の保護活動をしていらっしゃるお宅からやってきた。
前の飼い主さんがいらして、様々な事情で飼えなくなり、
涙のお別れをされたそうだ。
もとはその飼い主さんがちび君が子猫のころに拾って、可愛がって育ててくれたのだ。
標準体重からだいぶはみ出た体型からその可愛がりが窺えてにやける。
そういうわけで私も前の飼い主さんや、保護活動の方に恥じぬように
ちび君を可愛がっていかなくてはならない。
そしてこのちび君、自分が可愛がられて当然と考えている節がある。


私や相棒が台所に行くとついてくる。
洗濯物を干しに行ってもついてくる。
お風呂に行ってもついてくる。
しまいにはトイレに行ってもついてくる。


そして噛む。


痛いよ。


大口を開けて顔を傾けて膝を噛まれた。
アキレス腱も噛まれた。
そんな、缶詰ほしいんですかね。。。


さらに猫の癖に動きがなんだか雑だ。
とりあえずすぐ倒れる。
猫っていうものは、寝床を決めるときにはこうくるくる回ったり、
ちょっと毛づくろいしたり、また立ち上がってくるくる回ったり、
結局そこが気に入らなくて違う場所に行ったりするものだ。
ちび君はもう歩きながら適当に、ごとっと倒れる。
箱座りなんかしない。
うにゅっとか言って倒れる。


歩くのも雑だ。
ごたごた物が置いてあるところを歩くとき、
ちび君はだいたい物を倒す。
猫はさ、カレイに避けて歩くでしょ。
それに加えて垂れたお腹でも物を倒す。
なので、ちび君がカウンターを歩いているのを見ると皆ひやひやする。
物を倒すと同時に、降りるときも雑だからだ。
特に着地点を確認するでもなく、ぐぅにょっとか言って落ちる。
足りない。何か猫として。


なんだか長くなったので続きはまた。