お正月に読もう

年末から読んでいた本は鈴木光司氏の『エッジ』、
京極夏彦氏の「巷説百物語」シリーズ、
丸井諒子氏の『ひきだしにテラリウム』などなど。


『エッジ』は…なんだろうな。
今この世界の科学的秩序が変わったらどうなってしまうのでしょうかという…。
発想はすごく魅かれますが(何様だ)、
研究室で小賢しくわめていた自分を含む学生たちの会話を見るようで(さらに何様だ?!)
なんとなく読了。
もしかしてギャグを狙っているのかと思ったけれどたぶん違う。
宇宙の終わりのお話はいろいろあるけれど、
私のベストは筒井康隆様のショート・ショートで
ぺちゃっと地球がつぶれちゃうお話。
怖いよ。


京極さんのはとても面白いってわかっているから久々に読んだ。
おもにお風呂で。


『ひきだしにテラリウム』は漫画です。
書評に出てたり雑誌で見たりなんだかとても気になっていて
コンビニにあったのでお買い上げ。
これは、よいですとても。
ドアを開けるとペンギンの大群が空を飛んでいて、
その下を犬ぞりで初売りに行くようなフリーダムな夢が見られる全33編。
また久々にとりみきさん読みたくなっちゃいます。


黒豆をつまみながら。