ミシンパワーさまさま

4月になった。
締め切りは過ぎ、私の手を離れて次の段階に委ねられた。
ほほー。やってやった。


すがすがしく今週は
お花を見たり
勉強したり
カバンを縫ったりして過ごそうと思っていたけれども、
坊が熱を出してまたどんよりと慌ただしく
灰色の霞の向こうの空気の中にいたのでした。


そんな中我が家に疾風のようにソーイングパパが現れた。
彼はまったくの無スキルであったにもかかわらず、
見よう見まねで上履き入れとお弁当入れを縫い上げた。
それに刺激されて同じく無スキルのソーイングママも霞の向こうからやってきた。
そして中表にするのを間違えて裏表の袋を出現させてまた消えていった。


全ては春の夜の月食のような出来事。