富士山が噴火しませんように

先週用事があって車で1時間強のところにある実家に行っていたのだが、
木曜だったか、母がドコカラトモナク笹を持ってきた。
2m位ある立派な笹である。
それで、そうかあ七夕だったかと坊がちょうど寝ていたので、
いつからあるのだか分からない折り紙で飾りを作ったのだった。
ベガとアルタイルもまさかこんな惑星で
自分たちが悲劇の恋人に喩えられて
お祭りまでやられてるなんて思うまいよ。
人間の、だって思いついちゃったんだもんパワーを感じつつ庭に笹を立てると
早速坊が短冊をわしづかみ。


この時期よくスーパーで子どもが自由に短冊に願い事を書いて
笹に飾り付けられるコーナーがあるのを見るけれども、
7日を過ぎたら捨ててしまうだろうにもったいないなあと思う。
人の願い事を集めといて無責任な感じだ。


もう来年まで七夕のことは忘れちゃうだろうなあ。
いわゆる行事ってものの中にはそこに向かう間は前々から話題になったり
盛り上がったりするけれども
その時をすぎた瞬間にまるでなかったことかのようになってしまうものがある。
ハロウィンはその代表格じゃないかと思う。
そして七夕も。