火の玉が寝ていた

先週のことだが、坊が熱を出した。
以前にも1度風邪をひいて発熱したことがあったが、
今回2度目にして記録更新、測定した限りでは最高40.1℃まで上がった。
こうなるともう赤ちゃんは火の玉である。
昼間は絶対に抱っこがいいらしく、
私は火の玉を抱えて部屋をくるくる歩いていた。
さすがに坊もくったり。
私と相棒も物言わぬ坊の看病でぐったり。
病院では採血されて大泣き。
夜はかわいそうに眠りが浅いみたいでよく小泣き。
そうだよね辛いよね。
その夜が4回過ぎたら冷んやりと熱が下がった。
一安心という語感のいい言葉を久々に噛みしめた。
気がつくと外も冷んやりと秋がきていた。


そんで坊は元気いっぱいである。
大人みたいに病みあがりだからしばらくはまあ静かにしてようとか、
ちょうどいいからもう少しぐうたらしようなんてまだ思いも寄らないらしい。
素晴らしく健全。
私なんてまだ寝不足を引きずっているというのに。
しかし治ってよかった。
本当なら今週の月曜に江ノ島の水族館に行く予定だったのだがまた今度だ。